就職活動を終えて−就職氷河期は終わったのか−

2007年度新卒採用を通して感じたことを書いてみる。小学生、中学生、高校生、大学生、10代〜20代の若いフリーター世代にも伝えたい。ヤケになって一人でふてくされてても誰も何もしてくれない。ゲームしてても勉強してても時間は同じように流れる。飲み会してても女の子と遊んでても時間は同じように流れる。何に時間を割くか?その時間配分で自分が形作られているのをイメージして欲しい。そうして作った自分を売る、それが就職活動。
企業を「学生を買う消費者」として考えればよくわかる。ブランドで物を買うのと大学名で学生を買うのはいっしょ。不景気でみんなの財布のヒモが締まったのと会社が不景気で学生を買わなくなったのもいっしょ。じゃあ今の企業は学生をどうやって選んで買うか?好みは人それぞれではあるけれど、最近の大半の消費者と同じ傾向でブランドじゃなく質で物を選ぶ。良い物は高くても売れる。質の高い学生は大学のブランドが無くても売れるってこと。でも、その質をうまくアピールしなくちゃいけない。良いモノを作ったからって作りっぱなしじゃ誰も買ってくれない。