マックのラーメンズCMが自分の首を絞めているのではないかと思える

ディスプレイと言えばナナオ。そんなナナオのブランド「EIZO」からキャリブレーション対応液晶モニタColorEdge CEが発売される。

キャリブレーションってなに?画面映れば問題なくね?
などと言う人が居るかもしれない。キャリブレーションというのは、プリンタから印刷される紙における色とディスプレイ上の色とを一致させる行為である。印刷業者の人とかDTPとか呼ばれることをやってる人は、この作業には苦労をすることを知っている。かくいう自分もその1人。大量の紙を印刷しつつディスプレイの色とのマッチングをさせる行為は途方もないものなのである。

例えばこんな画像。これは自分で撮った台風一過後の夕焼け。分厚い雲のせいですっかり暗くなった景色の中に、ぽっかりと空いた穴からのぞく夕日に染められた雲とオレンジがかった空。ダイナミックレンジの広さが問われるね。
こんな写真をプリントアウトしようとすると、色合いが非常に重要になる。少しでも色合いが違えば感動も薄れてしまうわけ。少しはキャリブレーションの大切さが分かってもらえただろうか?
そして液晶ディスプレイ。昔は、「DTPやるならCRT」というのは当たり前でしたわな。あ、CRTってブラウン管のことね。液晶なんて使えたもんじゃなかった。だって、頭の位置がディスプレイの真正面から少しずれるだけで謎な色合いだったし。デジカメで撮った写真を液晶ディスプレイで見えると、ある角度ではポジ、ある角度ではネガとして見えるってなもんですよ。そりゃ印刷物と色合わせるなんて無理だったわ。
時代は変わった。省スペース・低消費電力に加え、真横から見ても色が変わらない域にまで達した。そしてキャリブレーションセンサでお手軽キャリブレーション
中高年で趣味でデジカメやってて、高い一眼持ってるけどディスプレイはショボいって人いるよね。知り合いでもよく見かけるけど。
「色おかしいしやっぱり銀塩」とか言うのは、EIZOの使ってから言ってくださいね。
EIZOのダイレクト通販で買えるんで、ここで物欲を昇華させると良いね。 → http://direct.eizo.co.jp/cgi-bin/omc?port=42531&req=monitor/ce/index.html